riumatiのブログ

高齢者医療専門医の女医がリウマチになり体不自由になり犬と生活しています、医療、生活など病にかんすることから医療界についてなど発信しています

縛られて、廃人になりたくない!廃人になった高齢者をビジネスチャンスという業界

口からものがたべれなくなったら、点滴、胃ろう、中心静脈の3種類が入院するとおこなわれることが多い

下記に市立大森病院が発表した考察があるの引用する。

延命処置をしたらどれくらい長くいきられるのかの比較

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 延命処置をしたらどれくらい延命するのかの比較である。

 

点滴なら1.8か月延命するところが中心静脈なら4か月

中心静脈が5か月なら胃ろうが19.5か月である

 

医学的処置されると身体拘束は高齢者はされることが多い

 

身体抑制をされ、ほぼ寝たきりになる。歩いてうごけて日常をおくることなどみたことがない

 

身体拘束の種類


高齢者福祉分野においては、介護保険指定基準において禁止の対象となる具体的行為が示されている。
① 徘徊しないように、車椅子や椅子、ベッドに体幹や四肢をひも等で縛る。


② 転落しないように、ベッドに体幹や四肢をひも等で縛る。


③ 自分で降りられないように、ベッドを柵(サイドレール)で囲む。


④ 点滴・経管栄養等のチューブを抜かないように、四肢をひも等で縛る。


⑤ 点滴・経管栄養等のチューブを抜かないように、または皮膚をかきむしらないように、手指の機能を制限するミトン型の手袋等をつける。


⑥ 車椅子や椅子からずり落ちたり、立ち上がったりしないように、Y 字型抑制帯や腰ベルト、車椅子テーブルをつける。


⑦ 立ち上がる能力のある人の立ち上がりを妨げるような椅子を使用する。


⑧ 脱衣やおむつはずしを制限するために、介護衣(つなぎ服)を着せる。


⑨ 他人への迷惑行為を防ぐために、ベッドなどに体幹や四肢をひも等で縛る。


⑩ 行動を落ち着かせるために、向精神薬を過剰に服用させる。


⑪ 自分の意思であけることのできない居室等に隔離する

 

これらをされている方を病院などでみかけたことないだろうか?

認知は脳におこる糖尿病

私は認知症は糖尿病などと同じ病だと考える。私の素敵な先輩の90代の認証専門医のかたは、認知症は脳におこる糖尿病と糖尿病と言われている。

身体拘束は入院ではやむおえない処置

騒ぐとか俳諧するからと罪ないひとをしばりつけてよいのだろうか?

このようことされて元気にあるけるようになり自宅などにもだれるだろうか?

 

一度もこの身体抑制をみたことないかたは、びっくりされるだろう。

 

精神疾患のあるかたはこのような行為されたことある。

 

しかし、普通にいきてきたかたが認知症になり入院されるとこの管などをひきぬくからと縛られるのである。

医療安全上、転倒しないようにである。

ナースがひとりずつつき看護するのは難しいからである。

だいたい2週間身体拘束されると廃用症候群になる。

 

廃用症候群とは

 

廃用症候群は体を動かさなくなることで少しずつ進行する症状。絶対安静の状態で運動ができない状態が続くと、高齢者は2週間で足の筋肉が2割も減少

つまり廃人になる。

入院すればよくなるは高齢者医療ではないことが多い。

90歳以上のかたが入院するとほとんど寝たきりになる。

私は外来でできるだけぎりぎりまで通院してもらう。

通院は大変だが、普段あまり関心のない、ご家族がつれてこられるので、家族の会話もできる。

一日家にこもりがちな高齢者を外にだすことにより、筋力などつけることにもなる・

最後まで家におられて通院されるかたは入院するときは、死ぬときだけになる。

入院2週間以上になり寝たきりになると、家族は退院調整の病院の係より、退院先の施設などを紹介される。

お金ないひとは、いく施設なく家にかえることになる。

入院前一人で生活していたが寝たきりでかえってくる。

家族は介護することになる。

 

高齢者ビジネス

 

ここでビジネスとして盛んなのが有料施設の営業が病院にきて、パンフレットなどおいていく。

私はこのような施設すべて悪いわけでなく、私も入居するかもしれない。

がビジネスチャンスといい、沸き立っている。

在宅医療専門クリニックが、ビジネスチャンスと開業なさったり、ほかの業種が参入してくる。

冷静に考えたら、高齢者人口もへってくるし、日本人がへってくる。

いつまでも高齢者ビジネスが生き残れるわけでない。

入院して寝たきりになったら、どうぞという施設があとをたたない。

 

高齢者がひとりで家などにいて入院もせず、孤独死したらかわいそうだろうか?

周りには、迷惑かけるだろうが身体拘束され、寝たきりになるより幸せかもしれない。

私は、子供いるが、一緒にくらすことなくどうやって老後くらすかは、決めている。

 

どうやって死にたいかは、子供に話している。

 

身体拘束されてまで生き延びると自分も嫌だし、寝たきりになったら家族に迷惑かける。

 

かれるように物が口からたべれなくなったら、老衰で死にたい

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