リウマチに感謝、現在私のリウマチ治療、中小の病院の勤務医の裏事情(恥かしい体験談より)、ホテルとホスピタルは似ている?
リウマチ治療とはなにをしているの?
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ろんくん、トリミングでカット
リウマチは症状が安定してきたようだ。今日主治医を受診した。インフルエンザの薬の予防投与をうけた。愛犬ろんくんはトリミングいったので写真とりました
予防投与は、自費診療になる。
免疫抑制剤を服薬している病は、リウマチだけではない。臓器移植ををうけたかたも服薬している。
免疫抑制剤を服薬したら、感染しやすい。インフルエンザの薬の予防投与は自費でなく、保険診療になったらどれだけの患者が救われるだろうか?年齢としては、私は公的補助うけられないが、肺炎球菌ワクチンも自費診療でうけている。免疫抑制剤を服薬しているから、肺炎予防の為である。肺炎になったら免疫抑制剤を服薬しているので、普通の人とちがい細菌と戦えないので、非常に危険である。
私は免疫抑制剤の服薬を週に一回服薬して、毎日肺炎にならないように、抗生剤を服薬している。また、週に一回、免疫抑制剤をのむと葉酸不足になるので、葉酸を服薬している。週に一回、生物学的製剤を自分で皮下注している。うっかり忘れるくらい、薬剤のスケジュールが忙しい。
普通のリウマチ患者はなかなか皮下注が自分でできないので、注射の導入がおくれる。注射は、費用もたかいので、リウマチ初期から注射導入している患者割合は多くない。
はじめは、副作用もかなりあり、今は、体力も以前よりかなりよわまった。だが、痛みはへり、痛みで転げ回ることはなくなった。一番大事なことは、関節破壊がおさえられたことである。このぶんだと関節の変形はさけられそうである。主治医は精神的にも支えていただきリウマチの名医である。私の患者の同病のかたにもご紹介している。感謝である。
主治医は、早期治療だったので、寛解すると話していた。ただし、過労はさけるようにと。過労とストレスで主治医にかかったときは、足がパンパンに浮腫み限界だったからである。
病院勤務医の一般人が知らない裏事情(私が病になった失敗談(/ω\))
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寝るときも、入浴するときもトイレも在宅患者の緊急の呼びだしのための携帯電話を病の発症まえは、にぎりしめてくらしていた。土曜、休日、祭日だけは、ここ数年、他の医師にかわってもらっていた。がやはり主治医の私のところに、いろんなことで訪問看護師より電話はあるので、365日、24時間、きはぬけなかった。
入院業務も手伝えといわれ少しやった時期が二回ある。
医師不足だから入院業務やれといわれしばらくやっていた。過労により喘息で入院した。入院業務は病が悪化する、診断書にも入院業務はひかえるようにかかれやめた。
医師不足によりやれ、いや、やるなを繰り返されてきた。
今回は、上司によびだされ、やはり入院業務はむかない。
早い話が入院業務やる能力ないから、やめて外来、在宅診療だけやることに院内の会議できまったからといわれた。
周りのスタッフには、私が知らないうちに何日もまえの全体会議で上司よりはずしたことは、つたえられていた。私ししかこの事を知らなかった。そのことが、入院担当はずされたことよりショックはかなりうけた。
そのときは、負の感情しかなく、女性医師だから差別うけたと、歪んだ考えでいた。
謙虚さのひとかけらもない私のおもいあがりである。恥ずかしいかぎりである。
院外の最上部は、私が入院担当をはずされた話は聞いていないといわれたのにもビックリした。その後、ずいぶん偉いかたにもご相談したり、ご迷惑おかけして精神的に支えていただいた。だから今も医師をつずけている。
突然だったので、本当に病院だけでなく、医師も能力ないなら皆さんにご迷惑かけるから、やめて医師免許も返却しようとも考えた。
しかし、これは、非常に自己中心的な考えで私の外来にこられる年間にしたらのべ6000人の患者様のことをなにひとつ考えていなかった。何度もいうが病になったいま考えたら恥ずかしい限りである。
今は、はずしていただいたことでよかったと感謝である。病になり、入院まで担当していたら入院患者様にもご迷惑おかけしていたからである。本心からありがたいといまは、思えるようになった。
医師としては、おおいに反省して努力しないと患者様たちのためにならない。奮起して勉強する機会を与えていただいた。
人間としても、一歩成長して大人になれたと感謝している。オオサカナオミ選手が優勝時五歳になり人間的に成長したかなという、はなされたコメントにちかい心境になれた。
リウマチになり負の感情はすてて、よい方向だけ考えることにした。一時期差別だと考えたのは恥ずべきことだと考える。
嘘を長年きてくださる患者にははなさないことにしている。長い信頼関係があるので、私にとり都合よくとりつくろうことができない。病も正直に話している。嘘いつわりない私をかかりつけ医と認めてくださるのが一番大事だと考えている。
自分に能力ないのは、自業自得である、だから、私は外来と在宅診療だけを一生懸命やろうと入院担当からはずされたとき、肝にめいじた。この私の自分勝手なひとりよがりの思い込みが過労につながり、リウマチ発症になったとおもっている。
一人しか在宅診療の常勤医いないから責任をかんじて過ごしていた。平日は、お酒も呼び出しがあるかもしれないから飲まないように控えた。
そんなこんなの精神的ストレスも病を発症するまえにあった。
他の業種でも本人だけが知らないで、周りが職務変更をしっていたなどあり得ないと私の知人で私のかわりに怒るかたもいらした。が淡々と人生は、一喜一憂せず過ごそうと教えてくださるかたもいた。さまざまなかたが心配してくださった。感謝である。
私は、不出来だからと一生懸命に在宅診療にさらにいっそうその後とりくんだ。このことで病は次第にすこしずつ体をむしばんでいったのたが年のせいで関節が痛いのだろうと放置した。がむしゃらに周りの状況もみえず、頑張った。
うちのような病院に在宅医療を専門にやろうという若い医師はこない。給料高い在宅専門クリニックへいってしまう。病院では、在宅医療より手術、入院が利益うむことも病院に在宅医療の専門医がいない理由でもある。
国が在宅医療すすめたいなら、繰り返しサイトで書いてるが、保険診療の点数つまり単価のみなおしが必要である。
そんなわけで、在宅医療が一人でできるなど私は考えつっぱしり傲慢であった。過労になり、病になり、周囲に、患者様にかえって迷惑かけた。在宅医療は複数の医師がチームになりやらないと過労になる。開業医の先生方は、行政もはいり、何人かでチームつくりやるようになりつつある。
医師が心にゆとりがないと、いい医療のサービスはできないとリウマチになりわかったことである。
ホテルとホスピタルは似ている業種
医療はサービス業である。
患者様が医師を選ぶのである。相性悪い医師はかえたほうがいい。医師の地位で選ぶのではなく、自分がなんでも相談できる医師をさがしてかかりつけ医になってもらうのが、一番よい。
他のサービス業でも同じことがいえるとおもう。語源がちかいといわれているホテルとホスピタルを比較してみよう。たとえば、ホテルのフロントに偉そうなふんずりかえった、ホテルマンなどみたことない。病院の外来には、偉そうな医師はまだまだいるが。
事実偉いのだから、おまえごとき、病で一線脱落した女医ごときにいわれることではないといわれそうである。またあいつが変なこといってるとまた、おしかりうけるだろう。
医療界は、男尊女卑なのだからだまってろと心配してくださるかたがいる。必ずでる杭はうたれると周りのかたが心配してくださり感謝である。
今医学部入試問題も女性差別ある、男女雇用均等法も政策にとりあげられている。あと30年したら、女性医師も対等になる時代くるだろう。
私は、後進の若い女医医師が年取るまで臨床医つずけるための捨て石になればよい。私はこの世にいないと思うが。
また愚痴がでたので本題に戻そう。
ホテルとホスピタルは、人の体や心を癒す場所である。
ホテルマンも忙しいとは聞いているが、医師と違うのはサービス業であると教育うけていることとお客もサービス業と認識している。いまは医師の態度悪いとクレームがくるが、まだまだ高齢者のかたからしたら、お医者様である。
余談だが、私に会わないまえに、女医など信用ならないと受付で言われかえられたかたも昔はいた。医師とは、頭よい、男性がなる特別な仕事とおもっている超高齢者のかたがまだまだいる。またまた話が脱線したが、ホテルとホスピタルの比較に話をもどそう。
昨日のテレビ番組であるタレントが病院にいくと怒られるから病院は嫌いだといっていた。おでぶなタレントだったので痩せなさいと怒られると。ホテルにいき怒られた人など聞いたことがない。
外来で患者様を診察するときに、不機嫌な勤務医が開業医より多い。開業医は自営業であるからいままで勤務医時代ニコリともしなかった医師もニコリしないといけなくなる。
ホテルのフロントではいらっしゃいませと頭をさげていわれる。医師のなかにはまだまだ、私の治療をうけなさい、とうえから目線のかたがいる。
今の患者様たちはネット社会なので、医師の情報は、口コミ情報ですぐネットへと拡散する。ネットなどで、調べてから私の外来にこられるかたも多くなった。医師の経歴など情報しらべてから診察をうけるようにしよう。
勤務医は、病院経営において、手術、入院のほうが重視されるので、外来はあまりやりたがらないかたがおおい。各医師の勤務評価にもつながるので、利益うむ入院、手術が外来より重視される。
しかし、外来ですべて勤務医が仏頂面なわけでない。外来の評判よく、手術がふえた外科医もいる。
勤務医は、他の業種と同じサラリーマンであるということを一般人は、わからないことがおおい。他の業種のサラリーマンと同じで、売りあげは、重視される。
他の業種の会社と同じで、経営がなりたたない病院は、倒産する。過去都立病院が倒産した例もある。
どこの病院でも事情は、同じである。保険診療という国が定めた枠で医療しているからである。
中小の病院で在宅診療の専門医がいてやっているのは、私以外には関東でも数がまだ少ない。クリニックならかなりいる。
病院で在宅医療診療部の維持を女医一人でやるのはかなり難しいと、猛省している。在宅診療をクリニックでなく病院でやる大きなメリットは、病院と連携がとれてることである。検査も迅速にできる。
在宅専門クリニックと比べて病院で在宅診療をやる利点あるので、若い世代にひきついでもらいたいからという考えもあり、ブログ書いている。家族全員、私の患者というかたもいる。お孫さんは、私でなくうちの小児科医がみている。病院だからできる地域医療である。
人生前向きに負の感情にふりまわさないで毎日淡々といきる。
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リウマチになったおかげでかなり時間的余裕ができて、自分の仕事も考えなおした。働きかた改革である。いままでは、精神的に余裕がなく患者様に接していたことがある。非常に悔やんでおり、申し訳ない気持ちでいっぱいである。
どんなに頑張って仕事しても病になったらおしまいである。頑張ってきたことが白紙になってしまう。外来も突然体調悪く休んだりしたので、患者様は私をみはなしたかもと落ち込んでいた。一線を脱落した医師だからしかたないと諦めていた。
だか私の外来の患者様たちは、先生、お大事にといい前とかわりなくきてくださる。在宅患者も先生が在宅にこれないならと夫婦で寝たきりにちかい親を車椅子にのせて外来にこられる。
私が歩いてマンションの階段を登れなくなった90代の独り暮らしの女性に昨年スタッフに手伝ってもらい、もうこれないと直接私がでむきお話しした。
それまでは、施設にはいるのを拒否していたかたが、私が往診してくれるならと施設に入居なさった。
そのかただけは、私も無理をいい男性の運転手がつれていってくれることになった。
リウマチになり感謝してもあきたらないことは、多くの患者様たちが支えてくれ、こんな一線を脱落した医師を必要としてくれることである。周りの医師やスタッフにもかなりの迷惑かけた。
いろんなかたにリウマチになり感謝である。このブログを読んでくださるかたにも感謝をおつたえしたい。皆様に私の闘病を支えていただいている。
今は淡々と自分の病と向きあい、生活している。淡々となにごともなかったがごとく生きることは、非常に難しい。
毎日修行僧の気持ちである。一喜一憂せず、毎日淡々と生活する。いまはまだ修行中である。修行僧だが、素晴らしい絵画、本、映画、音楽などの芸術、文化にはふれて、感動はしたい。最近映画JFKなど、100円でプライムみた。ビデオ店にいかないでいい時代になった。
ゆとりがでた時間でいままでできなかったことをしたいと考えている。
最後まで長い記事をよんでくださりありがとうございました。
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