riumatiのブログ

高齢者医療専門医の女医がリウマチになり体不自由になり犬と生活しています、医療、生活など病にかんすることから医療界についてなど発信しています

あわてない‼️自宅でできる、高齢者の足の浮腫改善法‼️

足のむくみの原因

財団法人長寿科学振興財団より抜粋

全身性の病気によるもの
うっ血性心不全、収縮性心膜炎、心タンポナーデなどの心臓病
肺高血圧症
腎臓病(腎不全、腎炎、ネフローゼ症候群など)
肝硬変、蛋白漏出性胃腸症、蛋白尿、栄養障害などによる低アルブミン血症
甲状腺機能低下症
遺伝性血管性浮腫
ある種のアレルギー
静脈など局所の問題によるもの
上大静脈症候群
 腫瘍などの圧迫により、頭・上肢から戻ってくる血液を受け入れる上大静脈が詰まってしまったもの。
慢性静脈不全

その他
 薬剤性:降圧薬(カルシウム拮抗薬)、ある種の糖尿病治療薬、向精神病薬、甘草を含む漢方薬など
2.身体の片側のみ、もしくは一部分のみに見られる浮腫
リンパ浮腫
深部静脈血栓症
慢性静脈不全(片側の足にのみ弁不全や不全穿通枝があるもの)
熱傷・外傷・蜂窩織炎(ほうかしきえん)などの感染症
など
病気以外の原因によるもの
長時間同じ姿勢を取ること、特に立位、椅子での座位
塩分・水分の摂りすぎ
お酒の飲みすぎ
加齢
過労・ストレス
など

高齢者で一番おおいのがリンパ浮腫である。

じつは、わたしも数ヶ月前にリンパ浮腫になり足がパンパンにはれいたくてつらかった。

 

なぜ、私がリンパ浮腫になったかは、リウマチであるけなくなったからである。

 

足の筋力がおちたからである。

 

下肢の静脈弁からリンパにおしだすつまり足から体部におくられる血液がリンパにいきむくむことになる。

 

一般のかたは、心不全、腎不全ではないかとこられる。

 

高齢者の場合、

動かないのでリンパ浮腫になりやすい。

 

利尿剤の副作用

 

このことを経験していない医師はすぐ利尿剤を処方する。

 

利尿剤処方すると副作用でカリウムが低下して尿酸が上昇する。

 

すると医師は尿酸があがるのは痛風ですと薬処方、カリウムについてはカリウム処方する。

 

これからがエンドレスになる。

つまりカリウムをいじると塩素CLもおかしくなる。

 

化学やられたことあるかたならわかるであろうがプラスイオンをいじるとマイナスイオンもうごく。

 

だからエンドレスに薬が次々処方される。

 

また、よく高齢者でつかわれる降圧剤の副作用で、足のむくみがくることある。

  • これに医師がきずかず、利尿剤を処方する。またカリウムなどあがりと同じ繰り返しである。

 

では、高齢者の足のむくみにどのようにしたらよいか。

 

弾性ストッキング→きついストッキング

弾性包帯で足をまく、

足はうえにあげる

などの処置が必要である。

  • あと筋力がよわっているため、静脈の弁がきちんと作動しないので、足の筋力をつけることが重要である。

歩くだけでよい、

あとマッサージもよい。

マッサージは、医療保険でできることがあるので、医療機関にといあわせたらよい。

高齢者医療は、高齢者の治療になれたかかりつけ医に受診なさるようにしたほうがよい。

結論

  • 90才以上のかたの足のむくみは、ほとんどがこの、足の筋力低下によるリンパ浮腫である。

利尿剤をつかうと副作用がおきる、

 

心臓か腎臓がわるいのではとあわてて病院にこられるかたがおおいが、まず足をあげて、きついストッキングか、弾性包帯で足をまいてみよう。

 

一晩足をあげて朝になおるようなら問題はない。

 

それでも心配なら高齢者医療に熟練した医師にかかろう。