riumatiのブログ

高齢者医療専門医の女医がリウマチになり体不自由になり犬と生活しています、医療、生活など病にかんすることから医療界についてなど発信しています

海外では虐待とされる日本の高齢者治療‼️

病院は高齢者の預かり場所ではない。

貧困の高齢者で、入院させてくれとこられることがある。

老衰が入院適応かどうかは、議論のわかれるとこである。

食べなくなってきたから脱水が心配

一番これがおおきな理由である。

脱水より溢水つまり溺れた状態のほうが苦しい

このことはあちこちの専門書にもかいてあるが一般人どころか医療人も理解できていない

体内に水がふえると、唾やたんがふえる。すると誤嚥しやすくなる。

誤嚥性肺炎がおこる。

そうしたら抗生物質がつかわれる。

海外ではこの治療は虐待とされている。

学会でおあいした海外の医師は、誤嚥性肺炎?ってなに?であった。

寝たきり老人が海外にいないから医師もしらなかった。

日本呼吸器学会も誤嚥性肺炎に抗生物質はよくご家族とはなしあってとある。

たべれなくなった高齢者に点滴したら虐待として法的に罰する国もある。

スウェーデンも昔老衰に点滴をしていたようである。

国民に教育して、いまはまったくない。

老衰に点滴したら虐待となる。

宮本先生ご夫妻が視察にいかれ、寝たきり老人は海外にいないという内容の本をかなり前にかかれた。

しかし、なぜか日本の医療界では、ひろまらなかった。

日本の医療の利益あげるのは、高齢者の誤嚥性肺炎と尿路感染症だからである。

抗生物質の点滴を入院でする。ついでによせばいいのに1日点滴を1Lくらいつなぐ。
高齢者が普通の生活で1L水分とっているだうか?これに点滴をとかす水がつけくわわる。

これで体は水ぶくれになる。

千葉にある某有名な病院の配下の病院にいたことある。

この病院ではたべれなくなった老衰のかたに、血管からでなく皮下に1日それもゆっくり500mlをいれる。

それ以上いれると高齢者は危険だからである。

血管にさすのは高齢者の負担になる。血管がつぶれてしまう。

皮下注射も必要ないのだが入院してなにもしないということはできない。

ご家族を納得させるセレモニーだと千葉にいたとききいたことある。

感染症で有名な先生もこの病院に昔おられたのでむやみに、抗生物質の点滴することもなかったようである。

抗生物質を次々点滴したら、かならず耐性菌つまり抗生物質がきかない危険な菌がうまれる。

まとめ

誤嚥性肺炎には海外で抗生物質はつかわないのは常識である。

原因は誤嚥てあるから、唾やたんでも誤嚥する。

倫理的に誤嚥性肺炎につぎからつぎへと抗生物質や点滴するのはよくない。

2040年には、医療費用はこのままではパンクするので、誤嚥性肺炎にやたら抗生物質をつかうのは、医療利益があがらないように制限かかるだろう。

厚労省もさすがに寝たきり老人をふやしていくいまの高齢者医療に警鐘ならしている。

レセプトとかで縛りがでてくるだろう。

 

終末期医療行為をしたら、赤字になるようになるだろう。寝たきり老人を病院がうけいれなくなり、結果として寝たきり老人がいなくなる。