riumatiのブログ

高齢者医療専門医の女医がリウマチになり体不自由になり犬と生活しています、医療、生活など病にかんすることから医療界についてなど発信しています

医療費すべて自費‼️寝たきりでなく寝かせっきり高齢者にかかる医療費‼️

NHKで健康とお金について放送された

健康保険を維持するお金がもうないからあちこち病院をかかり何十種類の薬をもらうなということである。

生活習慣病にならないようにまず予防しようが趣旨である。

まず、国民が医療費を節約したら困るのが医療機関だろうとおもう、病院にはじまり薬局まで、

必要のない医療がいままでおおすぎたのである。昔は薬の利ざやで稼いでいる医師がいて、薬屋の接待で世界中旅行した医師もいた、

いま90代以上の医師でかなりいい思いをしたかたがいた。

そういう話を医師になりたてのころきき、へんな社会だとおもっていた、

わたしがなぜ、医師でありながら姑息な儲けに走る医師がきらいかは、実家によるとおもう、

祖父が医療保険が大嫌いで、自費診療をつらぬき、60才になったら医師をすっぱりやめてしまった。

父は世の中医療保険なのにとぶつくさいっていた。

確かに医療保険あるから国民はきちんと医療をうけられる。

しかし、医療保険をつかい、あちこちの病院かかり、不必要な検査や薬をもらう高齢者がふえた。

たしかに体の不調あればすぐ医療機関を受診するのはよいこともある。

しかし、たくさん薬もらったらなにがなんだか体のなかでわからなくなる。

相互作用で副作用でることのほうが危険である。

NHK でもあちこちからにたような薬をいっぱいもらっている高齢者の特集していた。

同じような薬を何種類ももらい体にいいわけない。

 

このような高齢者は、精神的におかしくなり、元気がなくなり認知症になりただいかされているだけの廃人になるかたをかなりみてきた。

内服薬だけでなく注射の薬でも同じである。点滴ずけで廃人同様になり病院で身体拘束をうけ寝かされている患者様がかなりいる。

人としての誇りもつぶされ、騒ぐと精神薬で寝かされて、うごくとしばられている。もはや人間として扱われていない高齢者が山のように日本中にいる。

ある介護のかたがたまたま私の外来にこられるが、今の高齢者は、寝たきりでなく寝かせっきりというそうだ。

検査もあちこちで同じような検査をしたら体調がかえってわるくなる。

ということをNHK が放送していた。

今さらである。

祖父は昔からむだな医療は体にわるいとわたしが幼稚園くらいのときからはなしていた。

薬はこわい!注射はこわい!検査はこわい!と医師である祖父ははなし、一生のあいだに薬や検査や注射もうけたことない。

血圧もはかったことない。

家でもちろんなくなったがなくなるまえ、父があたまさげ娘が医師になりたてだから血圧をはかる練習だいになってくれといいわたしがはかった。

何度はかっても血圧が40であった。

祖父は、漢方薬のたなをもっていた。

漢方薬は時々のんでいたのではないかと考える。

90才でなくなった。

いちども医療措置をうけずにである。

認知もなく最後まで高等数学をといていた。

語学も英語、ロシア語、ドイツ語がかたれた。最後まで外国語を話せた。

かわりものと皆がいった、がいま考えたら、薬は毒であるし、検査も体に侵襲くわえる。

妻である祖母には病院に受診させていた。

妻を大事にしていた祖父なのでなにか身をていして実験をおこなった感じがいまはする。

祖母は最後やはり少し認知のようなところもあった。

  • 薬ものまず、血圧さえはからず、検査もせず、祖父は戦後マッカーサーがつくった医療保険制度に一医師として苦言をていしたかったのではないか?

祖父は極端である。

医療保険制度がいずれ破綻すると考えていた節がある。

国民皆保険がきたらすメリットとデメリットがある、

医療保険などない時代は評判のよい医師にかかり、患者がこない医師はたべていけなかったらしい。

開業医はいまでもそうである。

勤務医は患者こなくても、やっていける。

とくに高齢者がおおい病院なら、介護困難になった高齢者をつぎからつぎへと入院させればよいのだから。

この入院は、もう長くは医療保険制度が破綻するからもうもたないだろう。

きちんと診察して患者がこない医師は淘汰されるだろう。病院は、統廃合されるだろう。

でないと医療保険制度が

破綻する。

NHKでも話していたが、100%自己負担に医療費がなる可能性がある。

私などリウマチ治療にすべて自己負担になると年間200万かかる。

たしかに生活習慣病は習慣をただせば薬など必要のないことがある。

まず生活習慣をただすように国民に教育することが大事である。

あとなんでも受診はやめなくてはならない。

高齢者のホテルがわりに病院をつかうことはしてはいけない。

85才以上になると健診はは必要であろうか?もし健診でガンみつかり手術したと仮定する。

手術して苦しみ、抗がん剤でくるしみ、寝たきりで数年くらすより、おだやかに数年くらしたほうが人生にはよいとおもう。

祖父はおそらく大腸がんであった。父もである、

父は壮絶な手術を体中にくりかえし、80半ばで苦しみなくなった。

祖父は最後まで家にいた。

検査や治療など一切うけなかった。

たくさんの薬をのむと認知がすすむような感じもうけている。

サプリメントもである。

必要な薬はのまないといけないが、たくさんの薬を飲む必要はない。

私は薬を高齢者にたいしては、減薬している。

高齢者だけでなく、働きざかりのかたにもである。

検査も患者様がしてほしいというくらい積極的にはしない。

神経質なかたで毎月血液検査してほしいというかたはしている。

検査すれば治るも間違いで、検査して薬をやぶ医師はふやすだけである。

必要のある検査はすべきである。

それを、きちんと伝えるのが医師である。

しかし、医療機関は、儲けないといけないから、不要な検査もする、これを取り締まるのが厚労省である。

不要な検査をしないように不要に入院しないように国は考えないといけない。

他人事ではない。

医療費がふえ社会保険制度がつぶれたら国民が一番困る、いまの高齢者ではなく、働きざかりのかたがたがこまる。

病院にはレスパイト入院とうのがある。もちろん、医療関係者だけの造語であるが、

保険上は病て入院である、が、いわゆる介護て家族が休息とりたいときに一週間とか二週間病院にあずける。

これも医療保険である。

これなどやめないかぎり、いまの働き世代は医療費はすべて自費になる。