riumatiのブログ

高齢者医療専門医の女医がリウマチになり体不自由になり犬と生活しています、医療、生活など病にかんすることから医療界についてなど発信しています

風邪をひいたら病院にすぐかかってはいけない理由‼️

風邪をひいたから、早めに病院にいこうは間違い

いまからの季節は用がないかぎり病院にはいかないほうがいい。

風邪のウイルスが病院には蔓延している。

A型インフルエンザで病院にきてB型インフルエンザに感染したかたもいる。

インフルエンザは昔からあった。

健康な人なら家で寝ていればなおる。

インフルエンザはたしかに悪化したら怖い病である。

が免疫力が低下しているかた以外、普通に健康なかたは安静にしていると治る。

インフルエンザや風邪をひかないように予防することが大事である。

予防注射は完全には防げないが一応うけたほうがよい。

 

まず、この季節からは必ずマスクを着用する。

マスクは毎日使い捨てにしないと意味がない。

咳やくしゃみのウイルスは2メートル記録では5メートル先までとぶからである。

うがいは、うがい薬は必要でない、

正しいうがいのしかた。

水を口にふくみぐちゅぐちゅしてはきだしてからうがいはじめる。

ここでぐちゅぐちゅしないと口のウイルスをのみこむことになるからである。

外にでるときは必ず手袋をしよう。

直接、電車のつり輪などさわらないようにするためである。

電車、飛行機が一番風邪が蔓延しやすい。

まちがった風邪の治療

すぐ抗生物質を処方する医師はやぶ医師である。

風邪はほとんどはウイルスが原因である。

ウイルスには抗生物質はきかない。

抗生物質の副作用で、下痢などおきる。

本当に抗生物質が必要なときに、細菌にきかない耐性菌ができて死にいたることにもつながる。

アルコールを飲んで消毒はできません。

入浴は風邪をひいたときは、体力つかうのと、湯冷めするので控えたほうがいい。

ただ加湿は鼻のとおりをよくするので、髪を洗わないでさっとはいり、脱衣室をあたためておけばよい。

一番大事なのは咳や鼻水がでるまえの超風邪の前症状に注意すべきである。

超前風邪症状とは?

なんとなくだるい、なんとなく頭がいたい、のどがいがいがする

などなんか変な症状である。

超前風邪症状がでたら

補水液→OS1など

あたたかくしてやすむ、

仕事を少しセーブする、

入浴したいなら髪をあらわずさっとはいり、脱衣所をあたためておく、

一番大事なことは、この段階で、風邪ウイルスがいっぱいいる医療機関にいかないことである。

どうしても薬のみたいなら、眠たくならない漢方薬を飲むとよい。

私の患者様は、定期の受診日に漢方薬の風邪薬をもらっていかれるかたがかなりいる。

一般の西洋の風邪薬は鼻水とめる作用あるので眠くなる、だるくなる。

抗ヒスタミン剤という成分があるからである。咳どめには、コデインという成分がはいっており、便秘をきたす。

これらの作用を熟知してつかうならかまわない。

私は風邪ひいたらわざと眠くなる風邪薬をのみ、早めに寝てしまう。

まとめ

風邪を早くなおしたいからと病院にかかるのは間違い

風邪薬を飲んでも症状、鼻水、咳はおさまるが、体はだるいし、便秘はくる。

かえってつらいこともある。

早めに床につき、やすむことが一番の治療である。

風邪症状がおこるまえの超前風邪症状、なんか喉がいがいがする、頭が痛い、おもい、だるいなどの症状にきずき、仕事はやすめなくても、飲み会や外出を控えることが一番大事である。

インフルエンザが怖いとただこわがってもしかたない。

上記にかいた予防をきちんとしよう。

自分の体は自分がかわいがり大事にしないといけない。

 

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