riumatiのブログ

高齢者医療専門医の女医がリウマチになり体不自由になり犬と生活しています、医療、生活など病にかんすることから医療界についてなど発信しています

医療の裏事情‼️寝たきりにならないために

矛盾おおありの医療制度

国は、医療費が増大するから、なるべく不必要な入院、検査はしてほしくない。

しかし、弱小病院が生き残るためには、入院や検査をしないと生き残れない。

外来や在宅より入院を回転させることが利益をうむからである。

入院しましょう、検査をしましょう、になる

だれがこんな医療制度をつくったか?

こんな医療の良心の部分がない医療制度、保健医療制度をつくったのはマッカーサーである。

国民皆保険をつくったのもマッカーサーである。

米国にはこの制度はないのにである。

米国は敗戦国の日本の医療をどうしたのかったのか?

超高齢者がふえて、若い世代がへるとはとは当時だれも予測していなかっただろう。

たくさんの団塊の世代が生まれたことはわかっていたとおもうのだが。

戦後医療保険制度がはじまり経営がなりたたなくなり自殺した開業医もかなりいたときいている。

うちの祖父はかたくなにに医療保険を拒否して、自費診療をつらぬいたが。

医療保険制度がいずれいきずまるといっていた。

米国はおそらく敗戦国の日本があまりに健康状態がわるく貧しい国だったので国民皆保険をはじめたのだろう。

誰でも低額で受診できて健康になれるようにだろうが。

栄養もよくなり医療もととのい超高齢者ばかりの世のなかになった。

これほど超高齢者が増えるとはマッカーサーは予測していなかったとおもう。

が、医療保険制度は、戦後と骨組みはかわっていない。

患者の世代はあきらかに戦後といまはかわった。

診療報酬の仕組みを抜本的にかえないといけない。

医師は患者様の利益を最優先すべきである。がいまの診療報酬制度では目先の利益が先にくる。

無駄だとおもう検査をクリニックなどはしないといけないし。

病院では、利益をあげるために、必要のない入院をさせないといけなくなる。

地域により医療格差あり、過疎地とかでは医師がいないので利益重視よりまず、医師確保につながる。

都会では、病院がおおすぎる。

ので、生き残るため必要のない医療がくりかえされる。

国は非常に矛盾した政策である。

入院や検査をしないと医療利益あがらない。

しかしある学会で医療費が増大して無い袖はふれませんと厚労省の役人はいわれた。

超高齢者にはすべてどこを検査しても異常ないかたがすくない。

多少データがわるくてもかえって入院や手術などしたら、二度と家に高齢者は、かえれなくなることがある。高齢者に侵襲のある治療したら、寝たきりになることがおおい。

まとめ

国が診療報酬の骨組みをかえないといまの矛盾は続く。

国民ができることは病院に入院するとき、たとえば検査をされるとき、必要性をたずねないといけない。

なぜ入院が必要なのか?なぜ検査が必要なのか?である。

医師に遠慮などいらない。

怒りだしたりする医師は無能と判断してほかの医師にかえればよい。国が診療報酬制度をかえないかぎり、かわらないが