riumatiのブログ

高齢者医療専門医の女医がリウマチになり体不自由になり犬と生活しています、医療、生活など病にかんすることから医療界についてなど発信しています

欲しがりません、痩せるまでは⁉️超高齢者に肥満はすくない!

  • デブが生きにくい世の中

わたしはデブなので、いいわけになるかもしれない。

戦時中欲しがりません、勝つまではというスローガンがあった。

このスローガンをお作りになったかたはご苦労あったときいている。

しかし、今国民総出で、欲しがりません、痩せるまではを実行している。

太った人は、職場でも仕事場でもたたかれる。

 

糖尿病や脂質異常が肥満だからおこるわけでない

痩せたかたに糖尿病があったり脂質異常があったりする。

太っていてもなにもないかたがいる。

高血圧や心不全は太っているとおこしやすい。

本人が幸せなら、よいのではないかと考える。

やせられたら、体は軽くなり活動はしやすくなるのは確かである。

太っていると、職場や学校ではいじめにつながる。

よくない傾向である。

  • 健診は成人期を対象

これが80才以上のかたになると事情ちがう。

厚労省も75才以上のかたに関しては、脂質異常の治療には、⁉️である。

治療してもあまり効果ないとしている。

あくまでも国は医療費削減のため健診をしてメタボを治療したかったのである。

メタボが余病ひきおこし医療費がかかるから健診でメタボをひっかける。

まさか超高齢者社会になると想定していなかったのではないだろうか?

 

高齢者になると活動量へり食欲おちる、自然の摂理

 

80才以上では、ダイエットしなくてよいと考える。糖尿病の重症のかたは別である。

 

高齢者になると食欲おちていく。

女性のかたで最後までややふくよかなかたはいる。

食欲がなくなると当然やせる。

 

ふくよかなお一人様女性が寿命まっとうするまで

 

70才のころ、70キロあった女性でなくなるとき95才であったが、痩せておられた。

好きなものをたべ、たべれなくなったら無理に食べることを拒否なさった。

お一人暮らしだったがかれるがごとく家でなくなられた。

美しい死に顔であった。

女性のほうが長生きするのはたくわえられた栄養が男性より多いからではないかと⁉️

医学的証明はされていないので確証ないが。

 

 
高齢者では、コレステロールとか少々高いほうが長生きするというデータがある。

 

 

高齢者の血液検査データと成人期はちがう。

 

高齢者になったら、成人期いわゆる現役世代とは正常値がちがう。

 

動脈硬化は加齢によりおこるからである。

わたしはなにごとも加齢のせいだとはいいたくない。が健診はあくまで成人期を正常値にしている。

下の本を見たら高齢者の正常値がよくわかる。

 

高齢者基準値ハンドブック

高齢者基準値ハンドブック

 

 

 

 

高齢者になれば、活動量がへり食欲がへる。若いころやせなかったかたもやせてくる。

いいかたは乱暴だが冬眠にそなえたくまみたいである。

実際に高齢者を何十年も診察しているとたくわえた栄養を超高齢者になりつかうのだと考える。

勿論、たべすぎは成人期によくない。

 

自然の摂理

 

がたかだか百年の一生である。

自然の摂理にしたがい、すごしたほうが本人もくるしまず死ねる。

80才すぎて、減塩、カロリー制限とは、むなしいと考える。

制限しても寿命はもう変わらない。

妻に減塩しろといわれナトリウム不足で意識障害おこした高齢者

妻に減塩といわれと夏にナトリウム不足でたおれて入院なさるかたがかなり高齢者でいる。

漬物たべてくださいとおはなしするとびっくりなさる。

 

  • 結論

 

日本人はプロパガンダにすぐのせられる。

 

今は、周りが花粉症だからじぶんも花粉症になったような気持ちあるから薬くださいとこられるかたがかなりいる。

 

インフルエンザ、花粉症、はしかとマスコミにすぐ扇動される。

 

逆に有名人の不倫などは一斉にたたきまくる。

ダイエットを宣伝してもうかるのは、ダイエット製品をうりだしている会社などである。

国民をあおりだれが利益あげているかみきわめよう。

高齢者にダイエットはいらないと考える。

 

人生の残りすくない時間を楽しく過ごしたいものである。

ただしダイエットと筋トレーニングが大好きな高齢者は別である。

大好きなことをして死ぬのが一番である。