riumatiのブログ

高齢者医療専門医の女医がリウマチになり体不自由になり犬と生活しています、医療、生活など病にかんすることから医療界についてなど発信しています

間違った医療の都市伝説‼️それは間違いです

風邪は病院に早くかかれば早くなおる、

これは間違い。鼻水がとまるとかの薬はあっても、治癒する薬はない。

リウマチは治らない

これも前の記事にかいたが、寛解する。

舌が白いから胃腸がわるい、

これも間違い

高齢者が血圧130以上だと高血圧だから治療してほしいということ、

これも間違い、加齢により動脈硬化があるから、高齢者は成人より平均血圧はたかい。

糖尿病の高齢者がヘモグロビンAICを成人と同じ値でコントロールしてダイエットしましょう、

高齢者は、低血糖のほうが怖いのであり、高齢者の糖尿病コントロールは、緩やかにするように学会からガイドラインがでている。

風邪が早くなおるように抗生物質をください。

これはおおきな間違い、抗生物質で効果あるのは細菌性感染症でありウィルス感染症には効果ない。やたらに抗生物質をつかうと、ほかの細菌にきかない耐性菌をうみだす。

元気がないから点滴してください、

これもおおきな間違い。やたらに点滴するのが好きな日本人だが、

経口接種できるのだら点滴は必要ない。脱水とか心配ならOS1という経口補水液をのめばよい。

認知症はこわい。

認知症はこわい病ではない。

令和は、アルツハイマーの発症をふせげる時代になる。

認知症のかたに幼児言葉で話しかける

絶対にしてはいけないことである。

認知症のかたが人生は戦いなりとかかれたメモをみたことある。

まわりは、認知症でことの判断もつかないと思われたかたが達筆でおかきになりびっくりしたことある。

医師はなんでもわかる、

医師の言葉だからとうのみにはできない。年のせいですとか自律神経失調症とかすぐいう医師には要注意

超高齢者は積極的治療をしたらなおる、

これは異論あるだろう、が90才すぎて入院したら、家で日常生活をおくることは厳しくなる。

長生きしたいなら超高齢者になったら救急車にのるなまでいう極論の意見もある。

誤嚥性肺炎はなおる。成人の肺炎と同じで抗生物質で治るでしょう、

これは呼吸器学会もガイドラインしめしているが、抗生物質をやたらつかわない選択がある。成人のいわゆる肺炎とはちがう。

唾液でも誤嚥性肺炎には飲みこみがわるくなるとおこる。

CRPがたかいから抗生物質をかえましょう。

少し専門的なことだが、感染症では現在CRP で判断はしない。

抗生物質をむやらにつかうと耐性菌うむ、

耐性菌の種類では老人施設にはいれなくなることがある。