高齢者の突然死‼️それは認知症の誤診では⁉️
高齢者の甲状腺機能低下症の症状が認知症の症状に似ているから、認知症として薬が処方されることが多い。
認知症と間違えられる甲状腺機能低下の症状
顔や脚のむくみ
悪寒、寒気
皮膚の乾燥、脱毛
ぼーとしてるから、うちの母親が認知症になりましたとつれてこられるかたがいる、
うつ病ではないかと精神科受診なさるかたもいる
アルツハイマーの薬の副作用の危険性
アルツハイマーの認知症の薬を甲状腺機能低下のかたに服薬させると危険である。
ただでさえ、甲状腺機能低下のかたは、
徐脈、心臓ブロックつまり心臓がとまること、がおきやすい。
アルツハイマー認知症の薬には、副作用として、徐脈、心臓ブロックがおきる。
甲状腺機能低下をアルツハイマーと間違うと突然死がおこることがある。
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若い先生方には、高齢者には、必ず甲状腺ホルモンの検査をするようにはなしている。
血液検査で簡単にできる。
糖尿病と高血圧で漠然と他医が治療して認知症ありのかたに甲状腺機能低下のかたが実に多い。
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採血は、糖尿病なので、毎回しているのに、甲状腺ホルモンを測定していないのである。
突然死した高齢者のなかに、実は、こういうかたがかなりいるのではないかと考える。
認知症っぽく、目がはれてむくんでいたら、甲状腺疾患を疑わないといけない。
医師の専門をきちんと調べないと、まだまだこのような危険な誤診が数多くある。
透析中止とかいま騒がれている。
こんな普通の一般的なことを知らずにいる、医師がいっぱい外来をまだまだやっている。
もちはもち屋である。
たとえば、循環器専門医が総合診療は難しい。逆もある。
ただ我々総合診療医は、てにおえないとおもったら専門医へ紹介する。
逆は今の医療界では、ほとんどない。
高齢者の原因不明の突然死
やたら高齢者の突然死亡が多いなあ、心臓が加齢でよわっていたからなあと、医療従事者も考えていたら危険である。
明らかな誤診である。
漫然と薬をもらっていたらよくない。
かかりつけ医をもとう
かかりつけ医は、なにの専門医かを確認しよう。
まず、総合診療か総合内科の医師を受診してそれから専門医を紹介してもらうことになりつつある。
まとめ
いままでは、あちこち自分の判断で、胃がいたいから消化器、心臓がわるいから循環器とかかる人が大半だった。
あちこち医療機関を受診するので、大量に薬内服して副作用がおきることもあった。
まず総合診療医の外来受診して、総合的に診察してもらい、必要あれば専門医を受診してもらうことになってきた。
医療費抑制もあるが、かかりつけ医に全部を把握してもらうとなにかと相談しやすい。
介護保険申請のときの診断書もかかりつけ医に記載してもらうことに本来なっているがかかりつけ医をもたないかたが多い。