だまされるな‼️テレビの健康情報番組
スーパードクターは本当か⁉️
テレビをなにげなくみていて、えー❗️とおもった。
なぜなら、私の外来で普通にいる患者の病で普通にうちの系列の病院で手術していることが、スーパードクターが扱う難病とされていた。
普通にある病で普通に外科医が手術している病である。
視聴者は日本では手術できないと勘違いする
視聴者に勘違いされる医学情報番組がおおい。
いま高齢者がふえ、医学情報のテレビ番組がおおい。
私の外来に問い合わせおおいのが脳脳動脈瘤である。某有名人が最近なったからである。
脳動脈瘤が破裂したいきさつはよくわからないが血圧のコントロールがうまくなされていなかったのではないだろうか?
脳ドッグがまたはやるだろうな?と考える。
神経質になることはない。小さい脳動脈瘤なら問題ない。
脳ドッグがはやり、さわらなくてよい脳動脈瘤が発見され一時問題になった。
夜テレビ番組でとりあげられた病の問い合わせが次の日の外来にある。
テレビでとりあげられた病ではないか?との問い合わせがかなりくる。
テレビは視聴率あげるために、脚色つけてとりあげる。あれはショーだと認識する必要がある。
たとえば、90才のかたが、私はテレビでみたからダイエットしますとこられたとしよう。 私の答えは、
テレビでとりあげている病はあくまで成人対象、人間の一生は、小児、思春期、成人、高齢者、さらに超高齢者となるので超高齢者の基準の値と成人はずれていますから、とお答えする。
一番良い例が糖尿病である。老年医学会などが高齢者むけのガイドラインをつくっている。
高齢者に怖いのは、高血糖より低血糖である。経験ない未熟な医療従事者は、高血糖昏睡おこすとさわぐ。
長く糖尿病をわずらっていたかたは、血糖をさげるとおこる低血糖昏睡のほうが危険である。
研修医には、高齢者は高めで血糖コントロールしろと口をすっぱくしていう。
血圧も同じで長いことコントロールされていた血圧を急激にさげると高齢者は脳出血おこしたりするので危険である。
本当の名医は忙しくテレビ出演どころではない
あくまでテレビの健康情報番組は、視聴率をとるためのショーである。
テレビ局にいる友人より出演者したらお金だすよといわれたことあるが忙しいので無理と断ったことある。
1日拘束される。
そのときに友人が暇な先生しかテレビでてくれないのだよなあとつぶやいていた。
実際私自身が病でかかる私が名医と考えるかたは、外来患者がおおすぎて本当にお忙しい。
私も外来患者様がなにより大事なので、そんな副業はしないし。テレビ番組はテレビショーだとおもってみるべきである。
わからないことはかかりつけ医に相談である。