国が隠している本当の老後にかかる費用‼️
老後夫婦で2000万たりないは嘘
高齢者の介護福祉にかかわっていればわかるが国はひかえめな数字をのべていることがわかる。
この数字はおひとりさまの数字である。
まともな普通の老人施設は一人費用が20万かかる。
豪華でもなんでもない普通の施設の値段である。
夫婦だと40万かかる。
家を売却してやっと一人施設にはいられるかたがおおい。
または、70代の子供たちが少しずつ負担している。
親は90代であるので、
年金が国のモデル資産だと夫婦で22万受給になっている。
これだと一人しか施設にははいれない。
施設もこれ以上値段さげると質がおちる。
私は30年ちかく老人医療にかかわっている。
しかし自分が年をとると体力がおちるまでわからなかった。
だから老後資金や年金額などまったく考えもしなかった。
しかし、リウマチになり、よくわかった。
まだ定年までいくばくかあるので家計をみなおした。
国は、2000万とひかえめな数字をだした。
しかし、夫婦で施設にはいると40万かかることは話していない。
これをしっている私の回りの医師は、老後は家で暮らすと、夫婦でなど施設にはいれないと。医療関係者はだからなんとか親を長期に入院させようと画策する。
入院費用のほうがやすいからであるがいまは長期入院などできないから無理ではあるがそれでもねばる不届きものもいる。
確かに安い施設はある。
安かろう、悪かろうである。
罵声が職員からとび、収容所のような施設もある。
しかし、介護職員をせめたらいけない。
赤ちゃんのおしもの世話ではなく見知らぬ高齢者のおしもの世話や認知症のかたのお世話は大変である。
国によっては介護職員が公務員のところがある。
ナースや医師不足より問題は介護の人材をどうするか?である。
夫婦で月に40万支払うことなどできない、
その負担は子供が背負う、
家も将来は売れなくなる、
人口がへるからである。
スペインなどオリンピックをしたあと財政が逼迫した。
日本も好景気はのぞめない。
なんとかという経済学者が、投資はするな、年金だけで暮らせますといっているが、老人の介護福祉をまったくしらないからであろう。
家で最後まで暮らすことしか選択がなくなる。
値段がやすい、老健や特養ホームには、認知症がひどくなったりしたときに入居するようにするしかない。
老健もいろいろあるから要注意である。
施設とは集団生活である。他人とうまく暮らせないかたは無理である。
老後悲惨になる。
集団では規則あるからそれをまもれないかたは無理である。
ご主人を家でみとったあと施設にはいられる女性がおおい。
いまは、なんとかなるが、我々の時代は無理である。子供世代が、お金を負担するなどできない。
なんとかという経済学者は嘘っぱちである。
年金ではまともな施設などはいれない。
老後は在宅にいるしかない。
最近在宅医療の依頼がふえてきている。
施設にはいる資金がなくなる世代になってきているからだろう。
再三話しているが、不要な人件費をはらうのではなく、介護とかにお金は使うべきである。
病院経営もまがりかどにきている。
ベッドは減らして、介護へシフトしていくだろう。
不要な定年後の高給の医師は必要なく、かれらの人件費は介護へ回すべきである。
訪問看護などを医療法人は充実させ、在宅医を増やすしかない。
いままでのような手術、入院ふやせの時代ではない。
国中が断捨離しないとやってはいけない。
医師になるなら在宅医をやるつもりでないといけない。
病院だけで働きたいなら、腕をみがき超急性期病院にずーといられる外科医になるしかない。
臓器別専門医は超急性期病院にしか必要ない。
総合診療でなんでもみれて、在宅医療もいく医師が必要である。
スーパーローテーションを終了してなくて、臓器別しかみれないおじさん医師たちは、勉強しなおすしかない。
45才以上の医師で超急性期病院以外で働く医師は、全て在宅や総合診療をやらないとこれからは、超高齢者しかいないから。
あちこち臓器別に医療期間を受診したら、お金がいくらあっても足りない。
個人も国もお金がないのだから。
女性も厚生年金をもらうためにながく働かなくてはいけない。
しかし、私の世代の女性で厚生年金で月に20万もらえるかたはすくない。
女性差別があり、私の時代は保育園などの整備がなかったから、働くことはむずかしかった。
私も育児のため専業主婦をした時代があった。
女性の賃金は男性より低いからである。
今後日本は高齢の女性のおひとりさまの貧困がましていく。
国が女性が働きにくい環境をつくってきたからつけがくる。
しかし、国は助けてはくれない。
私は定年後この問題にもとりくみたいとおもう。
私ほど長く在宅医療をしてきた女医はいないから役にたちたい。
年金が少ない高齢者の女性たちの貧困問題は今後国をゆるがす問題になる。
女性を差別した償いは、国や差別してきた男性はしてくれない。
おひとりさまの貧困の超高齢者の女性がふえていく。