riumatiのブログ

高齢者医療専門医の女医がリウマチになり体不自由になり犬と生活しています、医療、生活など病にかんすることから医療界についてなど発信しています

コロナ後のオンライン化についていけない、医療機関のおおやけにできない裏側事情とは⁉️

コロナ後も男女の賃金格差を続けるのか?

日本経済新聞の本日の記事より高賃金の男女で説明できない格差かひろがるという記事がある。

目にみえない障壁の存在があると記事にある。

企業や官公庁、アカデミアなどで女性が地位の高い仕事につくことを阻害するみえない障害があると記事にある。

つまり、高学歴の社会では、女性は同じ学歴でも男性たちに排除されるということである。

まさしくそのとうりである。

先生は医師だから高い収入だからと一般的なかたからはいわれる。

しかし、医師のなかで比較すると私より経験年数が半分の男性医師より賃金は低い。

40年ちかく内科医をしているが20年そこらの経験年数で、専門医などの資格などなくても男性なら地位が高く給料も私より高いのは当たり前の社会である。

だんだん年齢あがるにつれ、同期の男性たちは役職につき地域でも主要な地位につく。

医師会長とか病院長とかに私の年代の男性たちはついている。

女性医師は皆無でそのような役職につくことはほとんどない。

ちなみに、日本医師会長に、女性がついたことはない。

ちなみに地位が低いので、医療界の女性医師の賃金は男性医師よりかなり低い。

地位も女性医師は、絶対にあがらないから給料もあがらないのである。

仕事内容は男性よりおおいことがほとんどである。

女性医師や若手の医師だけが働き、男性医師のそれも高齢のかたの高給のかたが暇をもてあましすごすなど、末端の医療機関ではよくみかけることである。どの業界でも高給とりの高齢の仕事しない役職がいる。

コロナによる不景気など、どこの業界でも、偉いおじいさまたちには関係ないようである。

患者をたくさんみても絶対に決して地位は女性医師は病院内であがることはない。

 

開業でも女性が医師会長などにはほとんどならない。

私の先輩女性医師で、20年ちかく、自宅で正月むかえたことないくらい病院で働きずめの内科医がいた。

同期の男性医師たちは、院長とかに出世していくなかこまずかいのように男性たちにこきつかわれた。

限界がきて怒りたっし、やめたときにもらった記念品を家でなげ壊したという。

我々女性医師は、男性たちの雑用かかりではない!と先輩はかなり怒りまくっていた。

先輩たちがそうやってやめた現場に私はひとりとりのこされた。

同年代の女性医師は私の回りにひとりもいない。

コロナ後、時代が変革するのは誰でもわかる。

こんなおくれた業界に未来あるとはおもえない。

ペスト菌を発見し日本にペストのパンデミックをおさえた北里柴三郎は、そのとき40才そこそこだった。

医療経営困難の危機と騒ぐがコロナ受け入れない病院の危機の原因はふたつあるとおもう。

医師の高齢化と女性医師への格差、があげられる。

つまりおじいさま医師たちの医療機関が経営危機になっている。

おばあさま医師たちは、さっさと身をひいているがおじいさま医師は、現場にしがみついている。

回りが認知症あるのではと疑うようなかたも、現場にしがみつくかたまでもいた。

家庭にいると妻に邪険にされるからいたくないのか?とおもわれるかたもいた。

そうなると医療機関は、医師の老人施設のようになり、コロナ患者の対応などできない。

また、患者様たちも耳が難聴で大声で上から目線ではなす、高齢の医師には、やはり受診控えがおこる。

コロナのせいだけで医療機関の受診控えがおこっているのではない。

いままで、惰性で、つまり受診をやめるきっかけもない、不要不急の診療で、高齢化した医師に受診していた高齢のかたが受診控えしているからもある。

団塊の世代のかたが2025年に75才以上になるとますます医師の高齢化はすすむ。

北里柴三郎たちが、活躍したころは、医師も40代が活躍していたのである。

医療界ではへたしたら65才でも若手になる。

この構造をかえないかぎり、医療経営の発展はない。

オンライン診療がすすまない原因に医師の高齢化が私はあるとおもう。

コロナ後、ますますオンライン社会がすすむのに医療だけはとりのこされていく。

開業医の平均年齢は70才ちかくである。

オンライン医療は確かに売上に結びつかないが、そもそもオンラインをつかえないからも普及のさまたげである。