riumatiのブログ

高齢者医療専門医の女医がリウマチになり体不自由になり犬と生活しています、医療、生活など病にかんすることから医療界についてなど発信しています

リウマチに感謝、働き方改革について、女性医師の雇用問題

 

リウマチの治療はじめてまだ3か月ちょっと。親戚はこわい薬つかうなよ。自分の体力でなおせと暖かい言葉くれたけど。

私は痛いの大嫌いで痛みがとれるようになってくれたらと生物学的製剤エンブレルの注射を主治医のすすめによりはじめた。今も痛いけど3か月前のように夜中痛くてころげまわることはなくなった。

痛みというものは自分でコントロールできることもわかった。ようは昔からいうように気の持ちよう

以前は不平、不満ばかりで他人と衝突することあり。それでストレスで体調こわしていた。

どうせリウマチになったから健康人よりは長生きできないだろうから、負の感情をもってくらしていると短い一生で損だなとひらきなおった。

大好きなショパンを聞き、お茶のみながらこの記事かいている。いままでは。在宅患者のオンコール電話を24時間もっていたので全く精神的余裕がなかった。いつよびだされるかわからない状況に何年もいた。

収入はへり周りにご迷惑かけたけど自分の人生をとりもどすことができた。ゆっくりものを考える時間ができた。

日本の医師はみんな忙しすぎる。牛馬のごとく働いている。労働基準法などまったくあてはまらない。

この大きな原因のひとつに女性医師が早くに臨床現場からたちさることにあると考えている。だから医師になるひとにくらべて実際に働いている医師が足りなくなる。入試で女性医師の規制をかけている大学があちこちマスコミであげられている。そのことで女性医師の働きかたに関心がいきはじめている。非常にいいことである。

私の年で内科の常勤の勤務医の女性医師などいない。私は天然記念物みたいな存在である。女性医師の諸先輩がたはみんな臨床からはなれ、人間関係もらくな臨床からはなれた職場におひとり様でもいる。私などとくらべて優秀な女性医師の諸先輩がたが臨床からはなれているのが実情。医療界の損失であると考える。

リウマチになりそれでもまだ常勤の内科医としておいてくれる会社には感謝している。私の外来の患者様がたには感謝しかない。先生、お大事にといってくれる患者様たち。

日本全体からしたら、医師不足である。私は子育てなどで一度離職した女性医師の復帰を手助けしたいと考えている。このままだと今の医療界はますます過重労働になってしまう。

男性だ女性だなどといっていられない人口がすくない高齢者社会になっている。みんなで労働時間をわけあい、8時間労働で勤務したら過重労働は減ると考える。医師個人の収入は平均で減るでしょうが。

精神的ゆとりでうまれたゆとりで家族とふれあい、ペットとふれあい、趣味の時間もち、リフレッシュして仕事に医師もむきあったらどうだろうか。患者様にもゆとりもち対応できいい医療ができるのではないだろうか。精神的に追い込まれ、苦しそうな医師をあちこちでみかける。

世間は医師というと収入高い、いい仕事と考えるかもしれない。我が家の子供たち、息子も娘もいるが、娘にいたってはママみたいになりたくない、女性医師などなりたくないと高校のとき私と大喧嘩。医師はほとんどのかたが過重労働をしている現実がある。息子も医師ではなく自分のすきな仕事についた。

 

私はリウマチになりおおきなゆとりをもてたことに感謝。働き方改革ができたと皆さまに感謝している。

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