riumatiのブログ

高齢者医療専門医の女医がリウマチになり体不自由になり犬と生活しています、医療、生活など病にかんすることから医療界についてなど発信しています

働き世代の防衛策~2025年問題に備えて

2025年問題騒いでいたが結局高齢者医療は、なんにもかわらなかった。

先をよみまちがえたかたたちが、在宅専門クリニックをつくったが。うまくいかないだろう。

 

高齢者は増えていくのだが

 

私の外来では、最近は65才未満のかたが多くなってきた。

なぜ?かなと考えた。

高齢者になる前に健康管理をしておきたいかたが増えたのである。

喫煙をしてきたかた、お酒が大好きなかたなどが外来にふえてきた。

私が喘息もちで呼吸器専門ではないが、喘息患者の歴史が60年ちかいので喘息患者がかなり外来にいる。

高齢者医療の専門だったがいつのまにか65才未満のかたのほうがふえてきた。

予防医学にちかいとおもう。

まず、寝たきりにならずにすむには、高齢者になるまえに健康管理をきちんとしておく必要がある。

かかりつけ医をもたないといけない。

高血圧、高脂血症、糖尿病、高尿酸血症、喘息、甲状腺疾患、などのコントロールを働き世代のうちにつけておく必要がある。

8時半より外来やっているが、朝早くサラリーマンのかたがこられる。

ほとんど40代から50代のかたである。

10時ころになると女性のまた50代くらいのかたがこられる。

仕事、家事、介護と本当に大変な世代である。

介護を経験して、自分たちは、寝たきりにならないようにと早めに健康管理をということでこられるかたが多い。

 

高齢者のかたは、午後とか昼まえにこられる。ゆっくりとこられるかたが多い。

最近は 85才以上のかたでも自転車でこられ、私より足腰が丈夫な高齢者が結構いる。

寝たきりをつくらない外来と地域でいわれ、地域の高齢者が元気に外来にこられるかわった外来である。

 

はじめは、地域の高齢者のかたがおおかったが最近もう少し若いかたもこられる外来になった。

ご夫妻で60代くらいのかたはこられる。

こどもたちに寝たきりにならず負担をかけたくないといわれてこられるかたがおおい。

 

生活習慣病は、早目にかかりつけ医をみつけはやめに対応したほうがよい、

50さいくらいのサラリーマンで数人、薬も飲んでいないが、五年くらい、生活習慣病の血液検査だけに年に数回くるかたもいる。

このかたたちは、ご自分が風邪引きのときもこられるし、家族のかたが風邪ひいても時々みえられる。

ご家族全体のかかりつけ医である。

家族すべての健康状態を把握している。

ご家族ごとみているかたが、私の外来は実におおい。

娘さん、父親、祖父とか実に三代にわたって みているかたが数件ある。

みなさんばらばらにこられ、カルテに記載しとかないと、名字が娘さんの場合違うこともありわからなくなる。

地域のかたがかなりこられていて、地域の特色がよくわかる。

私の外来でまっている間に友達になった女性たちが、カラオケとかもいくそうである。

病で在宅医療にいくのは減らしたが皆さんが外来にきてくださる。

まとめ

2025年に高齢者医療で稼ごうとしていたかたがたには申し訳ない。が国民はバカでないので、健康を維持したいと早目に外来受診をするようになられた。