riumatiのブログ

高齢者医療専門医の女医がリウマチになり体不自由になり犬と生活しています、医療、生活など病にかんすることから医療界についてなど発信しています

寝たきり大黒柱‼️とは?

寝たきり大黒柱とはなに?

万引き家族ではなく年金たかり家族のことである。

医療費の自己負担額には上限がある。

年金からそれをさしひいてもかなりの額がのこる。

以下にかくことは、愛する親をしなせたくないということではないかたの話である。

家族が寝たきり老人にたいして延命治療をしてくれという。医師としてはやらないと訴訟になるからやる。

業務上過失致死傷でうったえられるからである。

寝たきりになったかたは可能なかぎり延命処置をやらされる。

いろうやら点滴やらされて、ミトンをてにはめられ、体をしばられる。ぬかないようにである。

全身の関節は完全にかたまり、はなせずになる。

おむつに糞や尿をすることになる。

人としての尊厳を失うことにつながる。

介護訴訟が近年さかんで誤嚥させたということで数千万円がしはらわれている。

だからなおさら、延命処置は続く。

誤嚥しうったえられないためには、いろうや点滴が安全に施設も医療機関もなる。

 

私がうけているリウマチ治療は非常に高価で毎月に3割負担で五万円ちかくかかる。治療を断念するかたもいる。

しかし生活保護のかたは医療費は、どんなにたかくても無料である。これは国税であることをわすれてはいけない。

リウマチになりこれは変だとおもっている。

実際あちこちの病院で治療うけ、薬をあちこちからもらっている生活保護のかたがいる。

一時期睡眠薬をあつめる生活保護者がいた。それを繁華街で転売して摘発された。

昔、六本木でハルシオンパーティーなるものがひらかれ摘発された。

ハルシオン睡眠薬である。

 

 

医療費をけずろうとしている高齢者もいるなかである。

これにめをつけたいまはないが奈良県の悪徳病院が摘発されている。
大阪では生活保護ねらいの在宅医療をした病院も摘発されている。

年金生活のかたは収入によるが、高額医療費制度を活用したら数万円で入院費が月におさまる。

あと残りの年金を家族がたかりたいため寝たきり大黒柱をつくる。

地方の小さな病院ではこのような寝たきり大黒柱の患者がおおい。

家族が延命処置をつぎからつぎへとリクエストなさる。

これをなくすためにある医師が直接医療費を国がしはらったらどうか?といわれていたが、

私は、これではだめだとおもう。医療費じたいの抑制にはならない。

いろうをいま病院がつくっても昔ほど利益はあがらない。

そうなると医療機関は、利益率が悪い医療は、やらなくなる。

保健診療の抑制、つまり利益率を下げることしかない。

いま長期入院は、利益率がさがるしくみである。

老衰のかたへの医療行為をやめて寝たきり大黒柱をつくらないためには、レセプトつまり利益率をさげることしかないと考える。

そうなると、医療機関はどうやって利益率をあげるか?

それは寝たきり老人をつくらないような予防医学、リハビリにシフトしたらよいとおもう。
予防医学にはワクチン接種などがふくまれる。