riumatiのブログ

高齢者医療専門医の女医がリウマチになり体不自由になり犬と生活しています、医療、生活など病にかんすることから医療界についてなど発信しています

下級国民にならないための病院のかかりかた❗️

入院ベッドの削減を国は本腰ではじめた

さすがに、国は、もう医療費増大はかなわないということで、利益あがらない公的病院をリストにした。

抗生剤と点滴大好きな国民

わたしは抗生剤が万能と考えている国民が多いのも医療費用もちあげている原因だとおもう。

風邪ひくとはやくなおしたいから抗生剤くださいとくるかたが今の季節から山のようにくる。

抗生剤をむやみやたらにつかうと耐性菌ができて、いざとなった例えば交通事故のときの手術などのときに抗生剤つかえませんよと話しても理解してもらえない、

 

医師もトラブルさけ抗生剤をすぐ処方する。

元気ないから点滴してください。

これもよくきかれる。

点滴しても水分補給されるだけである。元気になったと頭が考えるから元気になったのである。つまり気のせいである。

高齢の親の介護が大変だから入院させてください。

今の時代は一番これがおおい。

入院に高齢者がなると、まってましたとばかり、悪徳病院はいろいろな医療行為をする。

いろう、中心静脈栄養、点滴、酸素、心電図モニターなど永遠と延命行為をして売りあげだす。

これが良心的な病院だと延命行為がどういうものか、よく話し合い治療すすめる。

今からは、病院利益だすために高齢者を入院させて利益をあげることはできなくなるだろう。

さすがに国の財政がたもてなくなったのだろう。

しかし、国民性から、高齢者を自宅でみとるのは困難なケースがおおい。

多死時代になるので、施設でみとるケースがふえるだろう。

施設といっても、高齢者の自由や尊厳をたもつものでないといけない。

風邪ひいたからすぐなおさないと仕事にさしさわるから薬ください、

これも実におおい。

免疫抑制剤など服用して感染しやすいかたをのぞき家で栄養とり寝ていたらなおる、

下痢をとめてください。体力でないから、お粥たべてますが下痢あるので点滴してください。

これも点滴すれなおると勘違いしている。お粥でも食べたら下痢になる、

まず、絶食して、補水液をのんで、下痢がとまって1日してからスープのみそれでもとまらないなら病院受診したらよい、

 

が風邪による下痢をとめたら細菌が腸でふえるので、まともな医師は整腸剤くらいしか処方しない。

こうやって考えたら病院受診をおさえて、自宅でなおせる病はたくさんある。

病院も利益があがらないといけない商売であるということを一般市民も考えるべきである。

超高齢者に延命治療をしようとする医師は一度疑ったほうがよい。

あちこちの病院の診察券もっているかたは、クレジットカードを何枚ももっているかと同じと考えたほうがよい。

あちこちにお金をばらまくのではなくかかりつけ医はひとりにして、専門性ある病がある場合は、かかりつけ医から専門医に紹介するシステムに日本もこの数年になる。

それが実現するだけで医療費はおさえられる。

賢い医療の選択をしないと家計を圧迫する、

あちこち病院のショッピングしていたら年金生活のかたはとくに家計を圧迫する。