riumatiのブログ

高齢者医療専門医の女医がリウマチになり体不自由になり犬と生活しています、医療、生活など病にかんすることから医療界についてなど発信しています

寝たきり製造マシーンにより寝たきりになりたいですか?

またまた過激なこといってとあちこちの病院関係者におしかりうけるだろう。

しかし、わたしがいったことでなく慢性期の学会で、非常にユニークに話すのが有名なある高名なかたが広い会議場の壇上で、いわれたことである。

寝たきり製造マシーンになっている医師がいると話された。

つまり医師の医療行為で寝たきりができると極論だが話された。

 

欧米に寝たきり老人がいないのは確からしい。ネタキリは日本の負の文化になっている。逆にネタキリってなに?と海外の医師よりきかれたことある。

 

高齢者が入院したら、身体拘束され、寝たきりになる。

これをなんとかするために. リハビリを入院中24時間しましょうとそのかたが学会でいわれ、リハビリ関係者からブーイングがでていた。

 

リハビリ24時間は無理難題である。入院する期間を2週間くらいにしたら寝たきりはつくらないですむ

 

寝たきりがひきおこす二次的病

 

誤嚥性肺炎を抗生剤で治療し、寝たきりになると尿路感染をおこし、また抗生剤が投与される。抗生剤乱用になる。そうして抗生剤がきかない菌がうまれる。

多剤耐性菌は、日本の死亡原因第一位に十年後はなる。

 

点滴により体が水びたしになり、肺水腫、心不全おこす。

寝たきりだから腸が動かなくなり便秘おこす。便秘は高齢者にとり、非常によくないことをおこす。

 

腸に憩室つまり、腸のたるんだ部分ある高齢者は多い。普通はなんともないが便秘で便がはいると便がそこにたまり、突き破ることがある。便秘により腸閉塞もおこす。そうしたら手術しか適応ないこともある。

 

寝たきりになり、よいことなどひとつもない。

 

医師により違う高齢者医療

 

しかし、医師により治療がことなる。医師により人生観が違うからである。

 

私は寝たきりになりしばられ、病院のベッドで生きているより、生きているかぎりは、普通の日常生活をおくっていただきたいという考えである。

 

しかし、医師により考えがちがい、生きる意味が、違うかたがいる。

 

ベッドで管をいっぱいつけ生命だけ維持しているのが生きることと考えているかたがいる。それが医師のつとめだと考えているかたがいる。

 

そういう医師は、延命処置をしないでという、患者のご家族に、生きるのを諦めるのかとつめよる。

そうすると家族は罪悪感にさいなまれ、管をあちこちいれ、身体拘束されることを承認する。

一筆かきのこしておかないと、望まない医療を終末期にされてしまう。

 

食物がとれなくなったら人生の終焉

 

食べ物がたべれなくなったら人生の終焉だとおもわないといけない。欧米では終焉と考えている。戦前も日本では、老衰といってかれるようにおなくなりになっていた。

 

人により人生の終焉は年齢異なる。

100才でも食欲あるかたはいるだろうし、ひとにより寿命は違う。

 

胃ろうや中心静脈栄養について

誤嚥をおこすから、またはたべれなくなったから胃ろうを作りましょうと医師にいわれたら少し考えよう、医師は、胃ろうを作らないなら、太い静脈から栄養いれましょう←中心静脈、から栄養いれましょうというだろう。それがだめなら脱水になりますよと医師は必ずいう。

なぜなら入院してなにもしないなどいまの医療制度ではできないからである。

かれるようになくなるのは、入院ではできない。介護施設か家でしかできない

 

入院したら、高齢者は身体拘束され、寝たきりになる。

痰や唾液でも誤嚥性肺炎はおこす

しかし、人には唾液やたんがあるので誤嚥はなにをしてもおこる。

 

誤嚥性肺炎に抗生剤を次々つかわないようにしよう、とかよくご家族と話し合うようにと、呼吸器学会がガイドラインつくったが,末端の医療従事者にまで、なかなか浸透しない。

 

日本人、医師も看護師もみんな点滴、抗生剤大好き‼️

 

日本人は点滴と抗生剤大好きで万能薬とおもっているから、やめられない。

医師も看護師も抗生剤や点滴していると治療しているとかんちがいしている。

 

点滴を入院した高齢者に処方しないと、なぜださないのですか!と怒る高齢者医療をわかっていない若い看護師もいる。

抗生剤つかいすぎると抗生剤に耐性な菌をうむ。

高齢者に点滴すると体が水びたしになる

と述べるとそれでは高齢者を見殺しにするのか、入院担当には、むかない能力がない医師だ、やはり女はだめだと古い体質のかたより、袋だたきにあい周囲よりつぶされるのがおちである。

外来医療など、適当に女はぱらぱらやってればいいといわれたことがる。

この発言は、外来にくる患者様にも失礼である。日本は入院が利益うむのでそれは男性の仕事だから、女ごときはだまってろなのである・

不正入試問題でやっと男尊女卑があきらかになった医療界である。

この問題が改善するには男尊女卑の男性医師たちが現役さるまでかかる。

だからブログで高齢者医療について本音で発信しているのである。

 

医療保険と病院の利益

しかし、医療保険という制度で病院が生き残らないといけないので、入院や手術を増やさないかぎり病院はつぶれる。

いまの医療制度は、敗戦直後に、つくられた。高齢者がふえることを予測してつくられたものでない。

 

ドクターショッピングの弊害

 

日本は海外とちがい、国民かいほけんである。安く医療だれでもうけられるので、ドクターショッピングがおこる。

 

高齢者があちこちの病院にかかり薬をたべるがごとくもらい、しまいにはサプリメントまで飲んでいる。体をかえって悪くするのは当たり前である。

 

かかりつけ医はもとう

かかりつけ医はひとりにして、専門医受診必要ならかかりつけ医に相談しよう。

 

終末期医療の考えが同じかかりつけ医を選ぼう

 

自分が100才になっても、どんどん医療行為してほしいならそういう考えのかかりつけ医をえらべばいいし。

寝たきりになるのはごめんだ、90才すぎていろいろ医療行為されるのは嫌だならそういう考えの医師を選べばいい。

 

かかりつけ医の探しかた

 

医師の経歴やだいたいの先生がたは、ブログや講演とかで考えを発信しているし、地域のかたに評判きくのが一番よい。

実際に一度受診して相性をたしかめたらよい、あわなければさっさと変えてよいのだから。

 

欧米に寝たきり老人はいない - 自分で決める人生最後の医療

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