riumatiのブログ

高齢者医療専門医の女医がリウマチになり体不自由になり犬と生活しています、医療、生活など病にかんすることから医療界についてなど発信しています

認知症と物忘れの違い‼️歌手のおっかけは認知症予防❓️

物忘れはだれにでもおこる。

うちの旦那、家の鍵をどこにおいたかわからないの、携帯をどこにおいたかわからないの、認知症でないかしらは、よく相談をうける。

これは誰でもおきる。

わすれたということを本人が自覚していれば認知症ではない。

認知症は、わすれたということを忘れるのである。

前頭葉の萎縮がおこり、病によりは脳の後ろに障害がおこりくる

認知症だと診断されたなかには、パーキンソン病甲状腺機能低下症、老人性うつなどがあり適切に治療したら認知も改善したかたもいる。

内科医師でも診断できない!病名がつけられない医師がいるので、まず総合診療の専門医に受診して相談しよう。

認知症は怖い病ではない。

本人はわからなくなる、まわりの人間が大変になる。

認知症になると死への恐怖もなくなる。

これは高齢者には救いである。

だが家族は大変である。

認知症を、絶対に予防することなどできない。

なぜなら認知症のレベルを計測する方法を考案された認知症治療で日本で一番有名な医師も認知症になったとネットで告白されている。

 

認知症にききますとかいうサプリメントなどは偽物である。

ただ、30年間在宅医療をやってきて、感じたことは、認知症になりにくいかたはいる。

まず、家系に認知症がいないこと。

ぼちぼち、幸せなかた、これが一番難しいことである。

生活に非常にこまっていても、経済的に豊かでも認知症はおこる。

仕事していようがしていまいが関係なし。

106才のずーと専業主婦だったかたが、患者にいるが認知症とよべる症状はあまりない。

年相応の物忘れはある。

認知症をことさら恐れる必要はない。

かかりつけの医師をもち普段からなんでも相談できる関係がたもてていれば適切な判断がもらえる。

総合診療専門医なら介護保険についても試験にでるので勉強している。

介護保険の申請についても教えてくれる。

勉強していない医師にかかるとまったく介護保険についてしらず、患者に適切なアドバイスをできない。

90すぎまで介護保険の申請すらせずというかたがまだまだいる。

認知症をひきおこすことに、薬ののみすぎ、サプリメントのとりすぎもいわれはじめた。

超高齢者で元気なかたは、薬をあまりのまず、サプリメントはのまれない。

薬いっぱいのみサプリメントあびるようにのんでいるかたで超高齢者をみたことない。

あと、ジムにかよってましたという元気な高齢者をみたことない。

ジム通いは体によさそうなものだが、

私なりに考えた。

つまり主婦は、家事を毎日したらジムなどにかよわなくてよい。

歩けばよいし、過剰に体に負荷をかけるとかえってよくないのか?

ジムにいき仲間ができたりするのは、よいことだとおもうが、医学的検証をする必要あるとおもう。

 

高齢者ばかり30年間診察してきた。

どんな有名な高齢者医療の専門医より数おおくみてきた結果元気に老後おくるために以下のことをまとめた

 

まとめ

年をとることはさけられないし、老いることは当たり前である。

物忘れも当たり前である。認知症でなく物忘れは年をとると誰にでもある。

老後いきいき生きるには、精神的な健康がまず一番だとおもう。

あかるくいつも明るいかたが、老後はいきいき生きておられる。

ふけた、物忘れがあるということを笑いにかえて笑おう。

いきいきいきているかたをわたしは病院ではなく最近あちこちでみかける。

コンサートとかいくと、いまはなんと三大テノールにまでおっかけおばあさま、失礼お姉さまたちがいてびっくりした。

皆様、きれいにお化粧して素敵な着物やドレスをきて、花束をもち歌手にあげるため舞台のしたでひかえておられた。

皆様いきいきしておられ認知症などどこふく風であった。

 

前向きな精神状態が一番大事だとおもう。最近レスリング協会でもあきらかな老害の会長さんをマスコミでみた。

権力をてばなさいおじいさまたちは、老害を他人にあたえるのではなく、歌手のおっかけでもしてはいかがであろうか?

そのほうがよっぽど健康に年をとれる。