現役内科医がブログをかき続ける理由
ブログをかく理由
いまもこの瞬間も身体拘束されてる超高齢者をなんとかしたいからである。
現場をみなさんご覧になったことがないからである。
それと、数年前志をおなじくた、私にとり非常に大事な事務の責任者を病でうしなったからである。
彼と地域医療をやろうと夢をかたりあっていた。
彼はなくなり、私はリウマチで体がまだ不自由である。
私を一線から離脱した稼げない医師と揶揄する男性陣のなかやれることはこれだけである。
つみあげてきた在宅医としての経験を高齢者のためにいかせるのは、ブログでみなさんに高齢者医療を理解してもらうことだと考えた。
なくなった事務責任者があつくかたっていた高齢者のための在宅医療や地域医療を実現するためにブログはじめた。
体がリウマチで不自由になったので、語りべとして、本音で医療をかたろうと決意した。
私の恩師は、高齢者医療はサイエンスではなくケアだと話しておられ、講演会もなさっている。
つまり、検査ずけや、薬ずけでなく、ケアする心が医療に必要といわれている。
しかし、日本の医療、保険医療のシステムがかわらないかぎり、高齢者医療は、利益あげるために利用される。
超高齢者に必要のない医療行為がつぎからつぎへとされる事態になる。
かれるがごとくなくなるのではなく、胃ろうや中心静脈をされ、抗生剤、輸血、透析と超高齢者がされ病院でなくなる割合が日本ではおおい。
勿論身体拘束をされる。病院死がまだ8割をしめる。
私にのこされた能力は、外来で患者様を診察することと、ブログで皆様に高齢者医療の実情をわかってもらうことだけである。
肉体労働は、もはやできないので