riumatiのブログ

高齢者医療専門医の女医がリウマチになり体不自由になり犬と生活しています、医療、生活など病にかんすることから医療界についてなど発信しています

薬を愛してやまない日本人‼️

日本人は薬好き

薬をのむのが大好きな国民である。

高齢者になるとあちこち受診して薬を処方してもらう。

お薬手帳で一応管理薬剤師はするが、あまりにたくさんだとなにがどうきいたかわからず、副作用もわからない。

世の中には、飲まなくてよい薬もいっぱいある。

風邪薬は一種類

その代表が風邪薬である。

咳、鼻水、たん、と医師により症状すべて薬だす。それに、抗生剤、胃の薬、とだいたい五種類はだす。

風邪薬は一種類、抗生剤は風邪にはださないが私の主義である。

抗生剤だしすぎて、抗生剤がきかない細菌をうみだす。

風邪は風邪薬を一種類おまじないのようにして飲み、安静と栄養とれば数日間でなおる。

早くなおしたいから薬もらいにきましたというかたがいるが、早い時期に薬のんでも休養とらないと風邪はなおらない。

 

飲まないといけない薬

 

絶対服薬しないといけないのが、血圧の薬と糖尿の薬である。

あと高尿酸薬は痛風おきると痛いので飲むべきであろう。

リウマチとか膠原病などもきちんと内服しないといけない。

いわゆる難病の薬は医師の指示にしたがい服薬しないといけないのはいうまでもない。

 高血圧と糖尿の薬を勝手に自分で調整したりやめたりしてはいけない

高血圧だと脳出血などおこしやすい。

だから医師の指示に従い薬はのまないといけない。勝手に服薬中止してはいけない、

 

糖尿病は、悪化すると怖い病である。

糖尿病性腎症、糖尿性網膜症など、全身の病をひきおこす。

 

医師から指示された薬はきちんと服薬しよう、勝手に量を調節したりやめたらいけない。

いまはやりの糖質制限に超高齢者や子供はとびついてはいけない。

 

糖尿病に関しては、いまいわゆる代替療法である、糖質制限がはやっているが、糖尿病学会がみとめたものではない。

保険診療でみとめられた治療法でない。

はやりの健康療法にすぐとびつかない。

データがそろうまでは、どの代替療法も信じこまない。

 

糖質を制限したら、やせるのは当たり前である。

ダイエットしたい女性にはいいだろう。

しかし、日本人は米を縄文時代からたべていた民族である。

米をたべ、千年以上くらしてきたわけである。

日本人になれしたんだ米をまったく食べないのは、精神的にもよくない。

 

緩やかな糖質制限は、肥満のかたには、非常によいとおもう。

 

厳しい糖質制限は、高齢者と成長期の子供はやるとよくない。

なんでもほどほどが一番よい。

脳の機能にどう影響でるかは、データがまだでていない。

脳はブドウ糖をもとに機能するので、厳しい糖質制限は脳機能低下させることは明白である。

はやりものだからとすぐとびつかない。

 

しかし、糖尿病の初期には糖質制限は有効である。

 

インスリン使用しているかたが、糖質制限をやると危険である。

 

糖尿病専門医資格ある先生に私は自分の守備範囲をこえたらご紹介する。

 

これがへんなプライドある先生は、自分で患者をみようとするから糖尿病が悪化する。

いわゆるヘモグロビンAⅠCだけで良しあしきめられないかたもいる。

貧血のかたとか腎臓わるいかたとかである。

 

 医師のプライドより患者様の利益が優先、かかりつけ医の役目

 

私は総合診療医で在宅医療の専門医なので、専門医受診したほうがよいと判断したら、専門医受診のご紹介をする。

 

これがかかりつけ医の役目である。

 

結論

薬をたくさんのむと、相互の薬で副作用きたす。

高齢者がたくさん薬をのむと脳の認知機能も低下する。

薬は高齢者こそ、最低限にしよう。

風邪薬を大量に処方する医師、抗生剤をすぐ風邪に処方する医師は、私ならつぎから受診しない。

医師は日本では患者が選ぶものである。

私は湘南地域のある病院に勤務している。私のところにかかりたいかたは、私の名前を受付でいってくださる。

病院受診でも、患者が医師を選べる、

日本は、フリーアクセスなので患者が医師を選べる。