riumatiのブログ

高齢者医療専門医の女医がリウマチになり体不自由になり犬と生活しています、医療、生活など病にかんすることから医療界についてなど発信しています

東大医学部受験を合格できるのに、けった友人のいいぶん‼️

  • ある日の外来のひとこま

少々血圧たかくきている85才のかた、

どこがわるくなっても手術などしたくない、がどのように手続きしたらよいかということ。

 

  • 私の説明

 

尊厳死協会にはいってもご家族の同意がないとだめになることあります。

救急車でこられたらご本人の意思が確認できず医療行為はされます。

まず、ご家族ときちんと話し合いましょう。

ご家族は罪悪感から、いろんな処置をするかもしれません。

  • ご本人

 

救急車にはのりたくないと家族には話しているとのことだった。

  • 少しずつかわる高齢者の意識

最近高齢者のかたで救急車にのりたくないかたが増えた。

 

少しずつ終末期医療について正しい知識が

広まってきていると考える。

 

前の記事で書いたが昭和も平成も新しい年号も人の体は変化していない。

 

高齢者が病院にいけば、寿命が延びると勘違いしているかたがまだまたいる。

 

そんなにいきても120才まではむずかしい

それにただ寝たきりで100才までいくか、歩いて食べていくかは、おおきな違いである。

  • 高齢者の傷はすぐなおる?

たとえば高齢者がうでをきったとしよう。出血などして傷がふさぐのに若いときより時間がかかる。

これが腹部や胸部をきったら?

高齢者は、相当なダメージをうける。

入院して、抗生剤、点滴され、身体拘束されて、歩くのが厳しくなる。

総ての手術がいけないとはいっていない。

痛みをともなったりするものは、痛みをとりのぞくべきである。

総合診療医はゲートキーパー

最近感謝されたのが私と同じようにリウマチのかたで、痛みがかなりあり歩行がきびしいかたかきた。

 

すぐ専門医受診すすめたが、いきたくない、ここでなんとかならないかといわれた。

 

薬は処方できるが、餅はもち屋だから専門医受診しましょうと嫌がるかたを無理やり受診させた。

 

痛みがきえたとご夫婦で感謝されて、その後こられた。

 

餅はもち屋である。

 

いつまでもプライドたかくて自分で診察しようとするかたがらおられる。

 

私は自分の専門分野でないのは、すぐに専門医に紹介する。

 

患者様の利益が最優先である。

 

総合診療医はゲートキーパーのようなもので、専門分野に患者をわたすのもじゅうような仕事である。

 

私はなんでもできますと延々とみていて悪化させるのが一番よくない。

 

東大医学部受験けったクラスメートの話

 

私の高校のクラスメートですざましくできる成績トップがいた。

 

ある日彼に東大医学部でもいくの?てきいたら、

 

一番できた高校のクラスメートはなぜ東大医学部にいかなかったか?

医師はつまらない。

なぜなら人の体は長年かわっていない。

創造力をつかえる、つまり新しいものをつくり開発する分野にいきたい。

とこれまた私のような凡人とちがい軽やかに東大理科2類へ入学した。

その後、大手メーカの研究所にいき、開発研究にいそしんでいるらしい。

 

 

長年構造がかわっていない人体だが、山中教授のようなかたが色々研究なさり未知のことがわかってきている。

 

ただ多くの医師は、研究者でなく臨床医である。

 

大学病院とか多きな病院は新しい珍しい病がくる

 

人の体は昭和の頃と変わらない

 

が我々の外来にくる患者は、昭和の初期の祖父のときと病じたいはかかわっていない

薬は進歩した。寿命ものびた、

 

寿命のび延命処置の問題が浮上

 

寿命がのびたぶん、昭和には問題ならなかった延命処置をどうするかが大問題である。

大家族のかわりの介護、訪問看護のかたの役割

かれるように自宅でなくなることがすくなくなった。

 

家族のかわりにヘルパーさんや訪問者看護師などがいる。

 

かれるようになくなることはできる。

 

結論

 

厚労省が保険料医療の制度をかえてかれるようになくなることに重点をおいてくれたら医療経営はかわる。

 

お上、つまり国しだいと、

 

自分がどうやってなくなりたいかをきちんと意思表明を周囲にしておく必要がある。

自分の意思と違うことにならないように周囲には話しておく必要がある。